サッカーの試合を行うグラウンドのことを、「フィールド」または「ピッチ」と呼ぶ。
国際試合を行うフィールドの大きさは縦105m×横68m。
フィールドには試合を行うためにゴールマウスを設置し、目印となるさまざまなラインを引かなければならない。
・フィールドに引かれた各ラインの説明
フィールドのサイドに引かれたラインは「タッチライン」といい、ここからボールが出るとスローインになる。
フィールドのゴールを横切るように引かれたラインは「ゴールライン」といい、ここからボールが出るとゴールキックかコーナーキックになる。
中央を横切るラインは、中央の位置を示す「センターライン」または「ハーフウェイライン」という。
中央にある円状のラインが、キックオフをするエリアを示した「センターサークル」という。キックオフのときはボールを持たない側チームの選手はこの中と、センターラインの向こうへは入れない。
ゴール正面にラインで四角く区切られた大きめなエリアは「ペナルティエリア」といい、ここの中で反則を犯すとペナルティキックになってしまう。
ペナルティエリア内にあるゴール真正面の小さな四角いエリアは「ゴールエリア」といい、ゴールキックのボールはこのゴールエリアの中に置かれて蹴られる。
ペナルティエリアの正面にあるDのような形のエリアは「ペナルティアーク」といい、ペナルティキックになったときはペナルティーエリアと、このペナルティアークの中にキッカーとゴールキーパー以外の選手は入ってはいけない。