ボールを直接手(ちょくせつて)で触(さわ)ると取(と)られる反則(はんそく)。
ゴールキーパーだけは、自陣(じじん)ペナルティエリア内(ない)で手(て)を使(つか)ってボールを触(さわ)っても許(ゆる)される。
手(て)を使(つか)ってゴールマウスへ入(い)れたものは、もちろんハンドの反則(はんそく)が取(と)られ得点(とくてん)として認(みと)められないが、時折審判(ときおりしんぱん)の見落(みおと)としによって得点(とくてん)として認(みと)められてしまうことがある。
手(て)を使(つか)ったのに審判(しんぱん)の見落(みお)としで認(みと)められたゴールとして、1986年(ねん)メキシコワールドカップ準々決勝(じゅんじゅんけっしょう)アルゼンチン対(たい)イングランド戦(せん)で、アルゼンチン代表(だいひょう)のディエゴ・マラドーナ選手(せんしゅ)が決(き)めた「神の手(かみのて)ゴール」が有名(ゆうめい)。